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おっぱいケア


乳頭のお手入れ

赤ちゃんがおっぱいを吸う力はとても強いです。そのため乳頭が赤くなったり傷になったりし、トラブルが起こることもあります。授乳前に乳頭をマッサージすることで乳頭を柔らかくし、また刺激に慣れさせることでトラブルの予防にもなります。乳房マッサージと一緒に説明しますので、授乳前に行なうようにしましょう。

妊娠中の方も16週を過ぎたら乳頭のお手入れをしてみましょう。ただし医師に切迫早産と言われていたり、マッサージによってお腹が張ってくるような場合は止めてください。乳頭を刺激することで、子宮を収縮させるホルモンが出ます。予定日が近くなったら、積極的に行なうのもいいでしょう。

乳房マッサージ

乳房マッサージ

お産して8時間の安静のあと、体調に応じて授乳が始まります。そのときはまだおっぱいの張りもなく、母乳もにじむくらいしか出ていないかもしれません。個人差はありますが、おっぱいが張ってきて、量になってくるのは大体3~4日目からです。それまでに乳房の血行を良くし母乳分泌を促進する目的で、産後1日目(帝王切開の方は2日目)に、自分でできるマッサージの方法を説明しています。

産後の方には助産師がおっぱいのチェックとマッサージを実施しています。一人ひとりに合ったトラブルの予防、対処ができるように関わらせていただき、指導しています。