RSウイルスワクチンについて
当院では、新生児・乳児のRSウイルス感染予防のための母体へのワクチン (アブリスボ) 投与を開始しました。
RSウイルス感染症は呼吸器の感染症で、生まれたばかりの赤ちゃんから高齢者まで感染します。症状は軽い風邪症状から入院を必要とする気管支炎や肺炎まで様々です。感染力が非常に強く、保育園などの集団生活や家庭内での感染が多いため、2歳までにほぼすべての乳幼児が感染すると言われています。しかし現在、RSウイルス感染症に対する治療薬はありません。とくに生まれてから6カ月以内の赤ちゃんの免疫は未成熟であり、RSウイルスに感染すると重症化することがあります。
そこで生まれて間もない赤ちゃんを守るために、このワクチンが開発されました。このワクチンを妊婦さんに投与すると、お母さんの体内で抗体が作られ、その抗体が胎盤を通じて赤ちゃんに移行します。その結果、生後数か月の間、RSウイルスから赤ちゃんを守る効果が期待されます。
詳しくは、担当医・助産師にお尋ねください。
RSウイルス感染症は呼吸器の感染症で、生まれたばかりの赤ちゃんから高齢者まで感染します。症状は軽い風邪症状から入院を必要とする気管支炎や肺炎まで様々です。感染力が非常に強く、保育園などの集団生活や家庭内での感染が多いため、2歳までにほぼすべての乳幼児が感染すると言われています。しかし現在、RSウイルス感染症に対する治療薬はありません。とくに生まれてから6カ月以内の赤ちゃんの免疫は未成熟であり、RSウイルスに感染すると重症化することがあります。
そこで生まれて間もない赤ちゃんを守るために、このワクチンが開発されました。このワクチンを妊婦さんに投与すると、お母さんの体内で抗体が作られ、その抗体が胎盤を通じて赤ちゃんに移行します。その結果、生後数か月の間、RSウイルスから赤ちゃんを守る効果が期待されます。
詳しくは、担当医・助産師にお尋ねください。