薬剤部門
薬剤部門をご紹介します。
薬剤科の紹介
薬剤部長からご挨拶
スタッフの負担がなるべく少なく、誰が行っても一定の質が担保される業務を、と常に考えています。
適材適所に人員を配置して効率よく業務を行えるように薬剤部をマネジメントし、ライフワークバランスのとれた職場を作っていきたいと思います。
スタッフの負担がなるべく少なく、誰が行っても一定の質が担保される業務を、と常に考えています。
適材適所に人員を配置して効率よく業務を行えるように薬剤部をマネジメントし、ライフワークバランスのとれた職場を作っていきたいと思います。
スタッフ(2023年5月現在)
薬剤師(正職員):38名(うち臨床試験管理センター1名)
調剤補助・事務 : 8名
薬剤師(正職員):38名(うち臨床試験管理センター1名)
調剤補助・事務 : 8名
調剤業務
内服薬・外用薬の調剤を行います。現在、院外処方せんの発行率は約92%です。
電子カルテシステムと部内システムを組み合わせて利用し、医薬品の投与量・相互作用や重複投与の有無、アレルギー等のチェックを行い、必要に応じて医師に確認を行っています。
バーコード認証を利用した計数調剤支援システム(F-WAVE)、散薬監査システム、麻薬管理システム等を導入し、取り間違いによる調剤過誤を防いでいます。
電子カルテシステムと部内システムを組み合わせて利用し、医薬品の投与量・相互作用や重複投与の有無、アレルギー等のチェックを行い、必要に応じて医師に確認を行っています。
バーコード認証を利用した計数調剤支援システム(F-WAVE)、散薬監査システム、麻薬管理システム等を導入し、取り間違いによる調剤過誤を防いでいます。
注射業務
注射薬自動払出システムを導入し、規格・数量間違いなどの調剤ミスを防ぎ、業務の効率化を行っています。
注射処方せん調剤では、投与量・投与経路・投与速度・投与間隔・配合変化・内服薬も含めた医薬品の相互作用などの鑑査を行っています。必要に応じて医師に確認を行った後、注射薬とバーコード付きの薬品ラベルを1施用ごとのトレイにセットして調剤を行います。
バーコード認証を利用した計数調剤支援システム(F-WAVE)を活用し、緊急払出・返品処理時の間違いを防ぐ仕組みを取り入れています。また、トレーサビリティ機能付冷蔵庫(Cubixx)を導入し、製品在庫や温度ログの管理・発注業務にかかる薬剤師の負担を軽減する取り組みを始めています。
入院患者さんの注射薬調剤だけではなく、外来化学療法室や合同処置室で治療される患者さんの注射薬セット準備、病棟・外来の定数配置薬の補充、発注・納品、災害用医薬品の調整など多岐にわたる業務を行っています。
注射処方せん調剤では、投与量・投与経路・投与速度・投与間隔・配合変化・内服薬も含めた医薬品の相互作用などの鑑査を行っています。必要に応じて医師に確認を行った後、注射薬とバーコード付きの薬品ラベルを1施用ごとのトレイにセットして調剤を行います。
バーコード認証を利用した計数調剤支援システム(F-WAVE)を活用し、緊急払出・返品処理時の間違いを防ぐ仕組みを取り入れています。また、トレーサビリティ機能付冷蔵庫(Cubixx)を導入し、製品在庫や温度ログの管理・発注業務にかかる薬剤師の負担を軽減する取り組みを始めています。
入院患者さんの注射薬調剤だけではなく、外来化学療法室や合同処置室で治療される患者さんの注射薬セット準備、病棟・外来の定数配置薬の補充、発注・納品、災害用医薬品の調整など多岐にわたる業務を行っています。
安全ながん化学療法の実施
抗がん剤治療を受ける患者さんに、土日を含め365日体制で薬剤師が薬液の混合調製を行っています。安全キャビネットを用いて、清潔・安全かつ迅速に抗がん剤調製が行える環境を整えています。
当院では、注射薬混注鑑査システムを導入し、各薬剤の正確な量を自動的に測定することで、調製時における患者さんの誤認や投与量の間違いを防いでいます。また、環境や調製者への影響に配慮した閉鎖式薬物移送システム(CSTD)を使用して、安心・安全な治療を提供できるよう努めています。
当院では、注射薬混注鑑査システムを導入し、各薬剤の正確な量を自動的に測定することで、調製時における患者さんの誤認や投与量の間違いを防いでいます。また、環境や調製者への影響に配慮した閉鎖式薬物移送システム(CSTD)を使用して、安心・安全な治療を提供できるよう努めています。
外来での薬剤指導、診察前面談
外来化学療法室で抗がん剤治療を受ける患者さんに対して、専従する薬剤師が当院作成のパンフレットなどを用いて、抗がん剤の投与スケジュールや副作用、日常生活の注意点について説明を行っています。
また、医師の診察前に患者さんから抗がん剤治療による副作用状況を聞き取り、状況に応じて医師と支持療法薬(副作用を和らげる薬)を検討し、患者さんが安心してがん治療を継続できるよう薬剤師一同取り組んでいます。
また、医師の診察前に患者さんから抗がん剤治療による副作用状況を聞き取り、状況に応じて医師と支持療法薬(副作用を和らげる薬)を検討し、患者さんが安心してがん治療を継続できるよう薬剤師一同取り組んでいます。
当院で採用されている主なレジメン一覧
病棟薬剤業務
病棟薬剤師は、病棟の患者さんに適切な薬物療法を提供するために日々取り組んでいます。患者さんひとりひとりのお薬をチェックし、相互作用や適切な処方がされているか確認を行います。効果や副作用の状況によっては、お薬の追加や変更を医師に提案することもあります。
ベッドサイドでの服薬指導では、患者さんそれぞれの思いや生活環境に配慮し、入院中だけでなく退院後も安心してお薬を使用していただけるようサポートしています。
このほか、回診の同行やカンファレンスへの参加も行っており、他職種とコミュニケーションを取りながらチーム医療を実践しています。
当院では、全ての病棟に薬剤師を配置しています。入院中、お薬でお困りのことやご質問があればお気軽にお声かけください。
ベッドサイドでの服薬指導では、患者さんそれぞれの思いや生活環境に配慮し、入院中だけでなく退院後も安心してお薬を使用していただけるようサポートしています。
このほか、回診の同行やカンファレンスへの参加も行っており、他職種とコミュニケーションを取りながらチーム医療を実践しています。
当院では、全ての病棟に薬剤師を配置しています。入院中、お薬でお困りのことやご質問があればお気軽にお声かけください。
各種チーム医療への参加
薬剤師が参加しているチームは現在13チーム、近年は増加傾向にあります。
薬剤師としての能力や知識、経験をもとに、患者さんに適切な医療を提供できるよう、チームの一員として日々活動しています。
薬剤師としての能力や知識、経験をもとに、患者さんに適切な医療を提供できるよう、チームの一員として日々活動しています。
・緩和ケア | ・栄養サポート | ・褥瘡 |
・摂食嚥下 | ・排尿自立ケア | ・AST抗菌薬適正使用 |
・ICT院内感染対策 | ・糖尿病教室 | ・骨粗鬆症 |
・認知症 | ・心不全 | ・心臓リハビリテーション |
・術後疼痛管理 |
製剤業務
治療上有効で必要ではあるが、採算面から市販されていないものや特殊な薬(安定性が悪く用事調製が必要なものなど)は、医師からの特殊製剤依頼書により、あらかじめ治験審査委員会で審議し、承認後に製剤を供給します。
医薬品情報管理業務
医薬品適正使用の為に必要な医薬品情報を収集・整理・評価・保管・提供する業務です。
医薬品情報管理室では文献およびインターネットから各種情報を収集し管理し、
厚生労働省からの緊急連絡や製薬企業からの警告や添付文書の改訂等のお知らせを、DIニュースとして院内イントラネット等にて情報提供しています。
さらに、医師等からの問い合わせに回答するとともに、薬剤師への情報支援活動として疑義照会データベースの構築や腎機能計算ツール作成などに関わっています。
また、医薬品の採用を審議する委員会で幹事を担当し、使用状況等の各種情報提供も行っています。
医薬品情報管理室では文献およびインターネットから各種情報を収集し管理し、
厚生労働省からの緊急連絡や製薬企業からの警告や添付文書の改訂等のお知らせを、DIニュースとして院内イントラネット等にて情報提供しています。
さらに、医師等からの問い合わせに回答するとともに、薬剤師への情報支援活動として疑義照会データベースの構築や腎機能計算ツール作成などに関わっています。
また、医薬品の採用を審議する委員会で幹事を担当し、使用状況等の各種情報提供も行っています。
入退院支援センター業務
入退院支援センターでは、看護師・管理栄養士・医療事務員・薬剤師で連携して入院前に面談を行っています。
薬剤師は、副作用・アレルギー歴、サプリメント・OTC医薬品などの服用有無、ワクチン接種の有無などの確認を行い、入院までの薬の服用方法、入院時の注意事項などを説明します。併せて、持参薬鑑別を行い、手術・検査入院などに影響する薬が含まれる場合には、必要に応じて医師に中止指示の確認を行います。
薬剤師は、副作用・アレルギー歴、サプリメント・OTC医薬品などの服用有無、ワクチン接種の有無などの確認を行い、入院までの薬の服用方法、入院時の注意事項などを説明します。併せて、持参薬鑑別を行い、手術・検査入院などに影響する薬が含まれる場合には、必要に応じて医師に中止指示の確認を行います。
手術室業務
手術室と聞くと薬剤師がいるイメージはないかもしれませんが、最近では手術室に薬剤師を配置する病院が増えています。薬剤師は手術室で使用される麻酔薬や筋弛緩薬などの管理に深く関わり、患者の安全を担保するために様々な業務を行っています。
当院では、それぞれの手術室に薬品の取り出しと返却を自動で管理する薬品管理装置(LITERA)が設置されており、薬剤の配備・在庫数の確認を薬剤師が担っています。
最適な投与量の確認、医療スタッフへの情報提供も重要な役割です。例えば、手術では術後感染症予防のために抗菌薬を使用する場合が多く、患者さんの体重や腎機能、アレルギーの有無に応じて、薬の種類・投与量・投与間隔を検討します。薬剤師は手術予定の患者さんに使用する抗菌薬を確認し、必要に応じて医師に変更などの提案を行っています。
当院では、それぞれの手術室に薬品の取り出しと返却を自動で管理する薬品管理装置(LITERA)が設置されており、薬剤の配備・在庫数の確認を薬剤師が担っています。
最適な投与量の確認、医療スタッフへの情報提供も重要な役割です。例えば、手術では術後感染症予防のために抗菌薬を使用する場合が多く、患者さんの体重や腎機能、アレルギーの有無に応じて、薬の種類・投与量・投与間隔を検討します。薬剤師は手術予定の患者さんに使用する抗菌薬を確認し、必要に応じて医師に変更などの提案を行っています。
臨床研究関連業務
臨床研究の中でも医薬品の開発に関わる治験関連業務の一環として、薬剤部門では治験使用薬の管理・調剤・調製、関連資料の作成・管理等を行っています。
その他、治験事務局と治験審査委員会事務局を担当する治験管理室には薬剤師が所属しています。製造販売後調査や院内製剤関連業務も行っています。
治験以外の臨床研究に関しても臨床研究事務局と倫理審査委員会事務局を担当する臨床研究管理室があり薬剤師が所属しています。
治験管理室や臨床研究管理室については臨床試験管理センターのページをご参照ください。
その他、治験事務局と治験審査委員会事務局を担当する治験管理室には薬剤師が所属しています。製造販売後調査や院内製剤関連業務も行っています。
治験以外の臨床研究に関しても臨床研究事務局と倫理審査委員会事務局を担当する臨床研究管理室があり薬剤師が所属しています。
治験管理室や臨床研究管理室については臨床試験管理センターのページをご参照ください。
日勤・夜勤業務
休日や夜間の時間帯も含めて、24時間体制で患者さんに適切な薬物療法を提供しています。
土日の日勤業務は薬剤師2人体制、8時30分から17時15分までの勤務、夜勤業務は薬剤師1人体制、16時から翌朝9時30分までの勤務です。
各部署での研修を終えた薬剤師が月1回程度、ローテーションで担当しています。
土日の日勤業務は薬剤師2人体制、8時30分から17時15分までの勤務、夜勤業務は薬剤師1人体制、16時から翌朝9時30分までの勤務です。
各部署での研修を終えた薬剤師が月1回程度、ローテーションで担当しています。