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 麻酔科


麻酔科の特色

皆様は麻酔に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
真っ先に思いつくのは“眠る”ということではないでしょうか? しかしただ眠るだけであれば毎日の夜間睡眠と何も変わりません。
麻酔を辞書で検索すると、“麻酔とは、ヒトまたは動物に対し感覚または意識の制御された一時的な喪失の状態を指す” とあります。
実際に我々麻酔科医は医療として麻酔業務を行うにあたり、3つの要素「鎮痛(痛みの緩和または防止)」・「不動化(筋肉の弛緩)」・「意識消失(記憶の喪失)」をエンドポイント(臨床評価項目)とし、眠りの深さを評価しています。
麻酔は普通では耐えられないような強い痛みを伴う手術、無動化が必要な処置や検査を行うために不可欠です。
麻酔科は手術・外傷・感染・痛みなどの生体に加わる様々なストレスから患者さんを守ることを専門とした診療科です。
起こりうる麻酔中の事象を想定し、手術後の全身状態や痛みの管理まで想定して麻酔計画を行っております。

手術室での麻酔

当院は日本麻酔科学会の認定施設であり、指導医・専門医が中心となり、患者さんにとって最適な手術環境を提供しています。
麻酔管理にあたっては安全を最優先にし、日本麻酔科学会による「安全な麻酔のためのモニター指針」に基づいた麻酔を実施しています。
小児から高齢者までの幅広い年齢層の患者様のあらゆる疾患(心臓手術、高度先進医療 外傷等)において年間約3,400件の手術麻酔に対応し、各診療科と連携を取りながら患者様の全身管理をおこないます。
日本麻酔科学会の認定を受けた7名の常勤指導医・専門医を核とした麻酔科スタッフ全員で丁寧な説明、綿密な手術前麻酔計画、安全・安心な麻酔、適切な周術期の管理を行い、患者様の心と身体の安全を守ってまいります。
また、当院で麻酔に携わるスタッフは、麻酔科専門医・研修医と手術室専門看護師に加え、周術期専属の薬剤師、手術室に特化したエンジニアなど幅広い部門のチームで構成されております。
患者様お一人お一人に喜んでいただけるような医療を志し日々努力しております。

臨床研修指定病院について

当院は厚生労働省から指定を受けた臨床研修指定病院であり、日々の診療はもちろん次世代を担う若手医師の教育・指導の義務のある病院です。
患者さんの診療にあたって臨床研修医が担当させていただくことがあります。
診察において患者さんが抱いた疑問点などに充分に答えることができない場合も想定されますが、指導医との連携のもと、患者さんが満足のいく説明・診療を心がけておりますので、何卒ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

施設認定

• 麻酔科認定病院(日本麻酔科学会)
• 心臓血管麻酔専門医認定施設(日本心臓血管麻酔学会)
• 麻酔科専門研修プログラム基幹施設(日本専門医機構)