病理検査室
病理検査室では主に、組織検査、細胞検査を行っています。組織検査は、患者さんの体から採取された検体(組織)から、顕微鏡標本を作製します。作製した標本は、病理医が顕微鏡で観察し、病理診断を行います。細胞検査では、細胞を直接ガラス標本に塗り、技師が顕微鏡でがん細胞の有無をチェックし、その後、病理医による細胞診断が行われます。
近年は、病理標本から治療法選択のために遺伝子検査を行うことも増加しています。標本の善し悪しが診断に影響する場合もありますので、丁寧な作業を心がけています。
近年は、病理標本から治療法選択のために遺伝子検査を行うことも増加しています。標本の善し悪しが診断に影響する場合もありますので、丁寧な作業を心がけています。
細胞診検査
細胞診で見る肺がん(扁平上皮癌)の細胞
組織検査顕微鏡画像
2023年度 病理検査実施件数
病理組織検査 | 6,405 件 |
術中迅速組織検査 | 233 件 |
細胞診検査 | 4,301 件 |
免疫染色 | 1,521 件 |
病理検査室の機器
自動固定包埋装置(Leica・サクラファインテック) 2台
自動染色装置 (Leica・サクラファインテック) 2台
凍結組織切片作製装置 (サクラファインテック) 2台
全自動免疫染色装置(Leica) 2台
自動染色装置 (Leica・サクラファインテック) 2台
凍結組織切片作製装置 (サクラファインテック) 2台
全自動免疫染色装置(Leica) 2台
全自動免疫染色装置
凍結組織切片作製装置