脳神経内科
脳神経内科の特色
脳神経内科では、脳、脊髄、末梢神経、筋肉の病気の診断と治療を専門に行っています。現在、非常勤職員3名によって診療を行っております。非常勤のため入院診療は行っていません。受診された際の病状によっては、緊急に入院をしていただいた上で治療が必要な方や、十分な問診・診察・検査などが必要な方もおられます。そのような場合は、近隣の入院精査・治療が可能な病院をご紹介します。
また、現在病状が落ち着いている患者さん(現在、処方薬の変更などが必要ない方)におかれましては、自宅の近くにかかりつけ医をつくっていただき、そこで現在の薬の処方を受けていただくようにお願いしております。かかりつけ医を持っていただくことの良い点を下欄に記載しておりますので、ご覧ください。
また、現在病状が落ち着いている患者さん(現在、処方薬の変更などが必要ない方)におかれましては、自宅の近くにかかりつけ医をつくっていただき、そこで現在の薬の処方を受けていただくようにお願いしております。かかりつけ医を持っていただくことの良い点を下欄に記載しておりますので、ご覧ください。
脳神経内科とは?
脳神経内科では、脳、脊髄、末梢神経、筋肉の病気の診断と治療を専門に行っている診療科です。症状としては、頭痛、めまい、物忘れ、しびれ、手足にうまく力がはいらない、歩きにくい、けいれん、飲み込みにくい、しゃべりにくい、ものが二重にみえる、勝手に手足や体が動いてしまうなどたくさんあります。
ただ、これらの症状においても、耳の前庭がめまいの原因であれば耳鼻咽喉科、骨や関節の病気が麻痺やしびれの原因であれば整形外科、脳や脊髄の手術などが必要であれば脳神経外科、精神的なものからきている可能性があれば精神科、など適切な診療科へご紹介いたします。
ただ、これらの症状においても、耳の前庭がめまいの原因であれば耳鼻咽喉科、骨や関節の病気が麻痺やしびれの原因であれば整形外科、脳や脊髄の手術などが必要であれば脳神経外科、精神的なものからきている可能性があれば精神科、など適切な診療科へご紹介いたします。
対象疾患
- 頭痛(緊張型頭痛、片頭痛、三叉神経痛、後頭神経痛など)
- 認知症(アルツハイマー病、血管性認知症、前頭側頭型認知症など)
- 脳卒中(脳梗塞)
- 脳炎
- 髄膜炎
- 代謝性脳症
- てんかん
- パーキンソン病
- パーキンソン症候群
- 脊髄小脳変性症
- 筋委縮性側策硬化症
- 多発性硬化症
- 末梢神経障害(ギラン・バレー症候群など)
- 重症筋無力症など
精神科と心療内科との違い
脳神経内科はわかりにくいと思われる方もおり、時折、精神科や心療内科と間違われます。症状として、不安で仕方がない、いらいらする・気持ちがのらない、よく眠れない、病名でいえば、パニック症候群、不安神経症、うつ病、統合失調症、アルコール依存症、といった病気は精神科・心療内科が診療を担当しておりますので、そちらを受診されることをお勧めします。
かかりつけ医のメリット
日常的な生活習慣の管理(高血圧、脂質異常症など)や健康管理を行ってくれる身近なお医者さんのことを「かかりつけ医」と呼んでいます。専門用語としては「家庭医」と呼びます。
かかりつけ医のメリット
- 基本的に休日以外は毎日同じ先生が勤務していることが多いので、変化があれば曜日を気にせずいつでも相談、受診ができます。
- 病院のように医師の転勤がないので、長いお付き合いが可能です。
- 往診を行っている医院も多く、状況に応じて自宅での診療が可能です。これにより、受診に付き添われる家族の方の負担がかなり軽減されます。
- 専門的な検査、治療が必要な状態になれば、速やかに適切な病院・診療科を紹介してくれます。
このようなことにより、病状が安定されている方(特に、現在のお薬で経過が良好な方)は、かかりつけ医をつくっていただきたくよろしくお願いします。