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外来化学療法室

「秋桜」

9月に入り、朝晩は涼しくなり、快適に過ごすことができるようになりました。

秋の代表花といえば、「秋桜」(コスモス) が思い浮かびます。

コスモス

「秋桜」は外来品種で、明治時代にイタリアの芸術家がメキシコから日本に持ち込んだ花だそうですが、日本の秋の風景や風土に合っていて、秋の季語としても用いられることも多くあります。
漢字での「秋桜」の表記は、さだまさしが作詞作曲し山口百恵が歌った「秋桜」という楽曲で、はじめて用いられたそうです。秋に咲き、桜の花と形状が似た「秋桜」という表記の歴史は浅いですが、何とも日本らしい風情が漂いますね。
外来化学療法室の通路も秋仕様となり、可憐な「秋桜」が飾ってあるので、ぜひ見にきてください。

すてきなさくひん



さて、抗がん剤治療を受けていると「脱毛」が起こることがあります。
抗がん剤治療の副作用のイメージとして「脱毛」はすぐに思い浮かぶと思いますが、すべての抗がん剤で脱毛が起こるわけではありません。

抗がん剤治療を受けることが決まると、ウィッグや帽子を早々に準備される方がいらっしゃいますが、ご自身が使用する薬が脱毛を起こすか、主治医や看護師、薬剤師に確認してから準備することをおすすめします。

帽子

また、ウィッグの選択方法や脱毛時のケアについては、外来化学療法室の看護師がアドバイスを行っているので、外来化学療法室に通院していない方でも気軽に声をかけてください。
「脱毛」は一般的に、抗がん剤点滴2〜3週間後くらいからはじまります。抗がん剤治療が終了してから1〜2ヶ月で再生がはじまり、人によっては、6ヶ月をすぎるとウィッグが不要になってきます。
しかしながら「脱毛」がはじまると、病気の告知を受けたときと同じように精神的なダメージを受けることが多くあります。いつまで治療が続くのか、脱毛は起きているのに薬の効果はどうなのか等々、多くの不安が出てきます。
そのような場合、ひとりで思い悩まず、外来化学療法室看護師にご相談ください。
私たちは、がんと戦っている患者さんの気持ちのつらさが少しでも軽くなればと考えています。


すっかり秋です
お知らせ




「ひまわり」

日差しの強い季節になりました


日差しの強い季節になりました。
夏の花の代名詞の1つとして「ひまわり」があります。
ひまわりはゴッホやモネの絵画のモチーフにもなっていて情熱的な印象です。

ひまわり



大輪のひまわりが太陽の方向に向かって咲き誇っている姿は、私たちに元気で前向きな気持ちを与えてくれます。
ひまわりの花は1つの大きな花のように見えますが、多数の花が集まって花の形を作っています。外側に黄色い花びらをつけた「舌状花」と、内側に花びらがない「筒状花」があります。花の大きさによって違いはあるそうですが、1本のひまわりからは1500〜3000個くらいの種がとれるそうです。
根気のある方はひまわりの種を数えてみてはいかがですか。

暑いよぅ



さて、夏のこの時期は「熱中症」に注意が必要です。
抗がん剤の副作用で食欲が落ちて、水分も多く摂取できていない方は、特に注意が必要です。気温や湿度が高かったり、風が弱い日や急に暑くなった日には、特に注意してください。

フゥー、すずしいねぇ

めまい、失神、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、筋肉の硬直、大量の発汗、高体温など、熱中症の症状は様々ですが、そのような症状が出た場合、涼しい場所に移動し衣服をゆるめ、体を冷やしましょう。
また、暑い日には冷却グッズを身につけたり、日差しを避けるようにしましょう。室内にいる場合も「これくらいの暑さは大丈夫」と我慢せずに、エアコンや扇風機を活用してください。

水分補給が大切です!!


そして、喉がかわいていなくても、こまめに水分を摂ることも必要です。お茶やアルコールには利尿作用があるため、水分補給には効果的ではありません。スポーツ飲料などの塩分と糖分の含まれるものを摂取するのがおすすめです。スポーツ飲料は、汗で失われる塩分を補うことができます。

また、スポーツ飲料内の糖は腸管での水分の吸収を促進します。最近では脱水予防のための経口補水液も手軽に購入することができるので、そのような水分を携帯しておくこともよいでしょう。
トイレに何度も行くのは大変だったり、節電を気にすることもあると思いますが、まずは体調を整えていきましょう。

治療の副作用で水分摂取が困難な方は、主治医・看護師にご相談ください。
猛暑を一緒に乗り越えていきましょう。

海へおでかけ



「天の川」

天の川


7月に入りいよいよ夏本番となりました。
この時期は、夜空の「天の川」がきれいに見えます。
「天の川」は、夏と冬に南北に頭の上を越える位置にきます。


七夕

「天の川」は英語では「ミルキーウェイ」と呼ばれており、これはギリシャ神話からの由来で、女神ヘラの乳が流れた「乳の河」を表現した言葉だそうです。
日本では、織姫(おりひめ)と彦星(ひこばし)の伝説が有名です。
織り姫と彦星の伝説は、1年に1回しか会うことができない悲恋物語のように思われていますが、そうでもないようです。結婚を機に怠惰になった2人を天の神様が怒って、「天の川」を隔てて引き離したそうです。それより更に怠惰になってしまった2人に対し、天の神様は7月7日だけは会わせてあげることにしたそうです。
伝説を知って夜空を見上げると、また違った「天の川」が見えるかもしれませんね。


あさがお

さて、抗がん剤治療の副作用の1つに「末梢神経障害」があります。
すべての抗がん剤で出現する副作用ではありませんが、使用する薬剤によっては、主に手足にしびれが出る場合があります。
しびれが強くなると、洋服のボタンがはめにくくなったり、細かい作業が困難になることがあります。また、手に持った物を落としやすくなったり、つまずきやすくなったりすることがあるので、注意が必要です。

マッサージ

「末梢神経障害」(しびれ)に対しては、ビタミン剤や漢方薬、プレガバリン(リリカ®)等の内服薬が処方されることがありますが、いずれも完全に症状をなくすことはできません。そこで、自分なりの対処法が必要となります。しびれている部分を温めたり、マッサージをしたりして、自身の苦痛が軽減できる方法を探してみましょう。
そして、締めつける靴をやめたり、深爪をしないことも大切です。
症状が強くなり日常生活に支障をきたすようになった場合には、抗がん剤を一時的に休む必要がでてきますのでご相談ください。

外来化学療法室の通路には小さな笹が飾ってあります。外来化学療法室に来られた際には、短冊に願いごとを書いて笹に付けていってください。そして願いを込めて「天の川」を見上げてくださいね。

今月もおでかけ♪



「紫陽花」

あじさい


6月に入り梅雨の季節となりました。
雨ばかりだと鬱々とした気持ちになりがちですが、そんな気持ちを癒やしてくれるこの季節の花に「紫陽花があります。
紫陽花は、土壌の性質によって花の色が変化するのは有名です。
酸性の強い日本の土壌では青や紫の紫陽花が、アルカリ性の強いヨーロッパの土壌ではピンク色の紫陽花が多く咲くそうです。


あじさい

また、紫陽花の色は、日が経つにつれて変化していきます。
そんな、色の変化を楽しめる紫陽花の花言葉は多くありますが、その花言葉の中には「移り気」「浮気」なんてものもあります。とても色気のある花ですね。
憂鬱な雨の日も紫陽花のように七変化を楽しみ、明るい色の傘をさして紫陽花を見に出かけてみたらいかがでしょうか。
外来化学療法室の通路にも紫や青の紫陽花が飾ってあるので、病院にいらした際には、ぜひ立ちよってみてください。



さて、抗がん剤治療をしていると、副作用として「味覚障害」が起こることがあります。
「味覚障害」が起こり食事をおいしく食べることができなくなると、食欲不振の原因となり、栄養状態が悪化したり食べる楽しみがなくなり、気持ちが沈んだりすることがあります。
「抗がん剤の影響だからあきらめるしかない」と思いがちですが、ちょっとした工夫でおいしく食べることができることもあります。

亜鉛を含むココアやきなこなどもよいでしょう

うまみやこくをきかせたり、酸味をきかせたり、からし・カレー・ショウガ・梅・香辛料などで味にアクセントをつけたり、少し食物を冷ましてから食べたりすると食べやすくなったりします。
また、亜鉛やビタミンB12が多く含まれる食品などを食べるのもよいでしょう。亜鉛はココアやきなこ、牡蠣、いわし等、様々な食品に含まれています。
また、唾液の分泌を促すために、うがいを頻回に行ったりアメやガムを口に含むこともよいでしょう。

歯みがき、キュッキュッ

そして何より、口の中の清潔を保つことが大事です。
うがいや歯磨きを丁寧に行って、舌の細胞の感受性を高めてください。
梅雨で体調を崩しやすい時期ですが、「旬」の食べ物の香りや味を体に取り入れて、舌の細胞を活性化しましょう。

今月も傘とおでかけ♪カエルちゃんもいます



「こいのぼり」

かしわもちくん

こんにちは。

5月5日は「こどもの日」で、「端午の節句」ともいわれています。
この「端午の節句」では、こどもの健康と立身出世を願います。

かぶとかざり



「端午の節句」には、「こいのぼり」を立てる習慣がありますが、この習慣は江戸時代に将軍家に男児が生まれると「のぼり」を立てて祝ったことからはじまったそうです。「のぼり」を立てる習慣は次第に庶民にも広がり、「鯉の滝登り」から立身出世をイメージし、鯉を模したのぼりが「こいのぼり」として定着したそうです。


こいのぼり


現在は、大きな「こいのぼり」を飾っている家も少なくなりましたが、青空に泳いでいる「こいのぼり」を見ると、大変すがすがしい気持ちになります。
外来化学療法室の通路にも小さな「こいのぼり」が泳いでいるので、ぜひ見にきてください。


さて、「病気」になると不安になり、自分の病気や治療について調べて、さまざまな情報を得ると思います。また、家族や身近な人からも「○○が、がんに効くよ」「〇〇を毎日飲むと良いらしい」などとさまざまな情報が耳に入ってきます。
しかし、それらの情報は医学的根拠に基づくものから、そうとは言えない怪しげな情報まで含まれていることがあります。
インターネットが発達し、メディアでも「がん」について取り上げられることも多くなり、情報が手軽に入手することができるようになった反面、私たちは「自分にとって有益な情報は何か」を十分に考えることが必要になっています。
すべての情報を鵜呑みにしてしまい、高価なサプリメントを飲んだり、不必要な食事制限をしてしまうことで、かえって体調を崩されてしまう方もいらっしゃいます。

主治医や看護師などに相談してみてください


そこで、病院で提示されている治療以外の方法を試す場合には、主治医や看護師・薬剤師、あるいは客観的に判断できる第三者の意見をきいてみてください。
私たち医療者は、患者さんが試したいことをむやみに止めることはしませんが、あきらかに害を及ぼす事に関しては、客観的に判断し、意見を述べさせていただくことができます。

情報の波に飲み込まれず、「自分の心と身体にとって良いこと」を一緒に考えていきましょう。



五月かざり。菖蒲園におでかけ。ボクもかぶと!!)



「お花見」

のつぼみも膨らみはじめ、駿府公園の桜も咲き始めています。まだまだ冷える日もありますが、春が着実に訪れています。

お団子を食べながらお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか



4月に入り外来化学療法室のディスプレイも
「お花見」をテーマにしたものとなっています。
みなさまは、お花見をされる予定などあるでしょうか。ディスプレイのなかには、かわいいお団子屋さんもあります。ぜひ、お団子を食べながらお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。



さて、病気になり治療をはじめると、生活にさまざまな支障がでてくることがあります。治療の副作用によって嘔気や倦怠感がでたり、何となく気持ちが沈んでしまい、さまざまなことにやる気が起きなくなることもあります。そのような状況になると、なかには今まで続けていた趣味や習慣をやめてしまう方がいらっしゃいます。そのような方に、外来化学療法室の看護師は、趣味や習慣をできる限り続けるようにすすめています。
自分の好きなことをして、それに熱中することでよい気分転換となり、趣味が「生きがい」になる場合もあるからです。抗がん剤治療に通院中の方の中にも、病気になってからやめていた絵画を再開された方もいらっしゃいます。

「点滴の詩」



外来化学療法室には、患者さまから提供していただいた写真や絵画、刺繍の作品なども展示させていただいています。どれも素敵な作品ばかりで、通院中の患者さんばかりでなく、私たち看護師も作品に「癒やし」を与えてもらっています。ある方が描いた「点滴の詩」という作品を見た時には、その素晴らしさに感動して涙がでました。

お花見しよう♪


旅行が趣味の方も、あきらめずに一度主治医に相談してください。白血球が低値にならない時期に旅行を計画したり、治療のスケジュールの調整をしてもらうことも可能です。
病気になったからといっていろいろなことをあきらめずに、できる範囲で趣味や習慣を続け、みなさんが生き生きと生活できることを願っています。
そして、みなさまの趣味の作品がありましたら、ぜひ外来化学療法室に展示をさせてください。

みなさまの趣味の作品がありましたら、ぜひ外来化学療法室に展示をさせてください


「ひなまつり」

色とりどりの花や新緑が美しい季節となりました


3月に入り、すっかり春めいてきました。
色とりどりの花や新緑が美しい季節となりました。

桜の花も飾り柔らかい雰囲気です




3月3日は、桃の節句「ひなまつり」です。
外来化学療法室のディスプレイも「ひなまつり」をテーマにしたものになっています。
桜の花も飾り、柔らかい雰囲気です。



今回外来化学療法室では、おひなさまを飾る際に、男雛と女雛を左右どちらに飾るか、看護師によって意見が分かれました。調べてみますと、関東と京都(関西)で違いがあるようです。関東風は向かって左に男雛、右に女雛を飾り、関西では向かって右に男雛、左に女雛を飾る習慣があり、理由は諸説あるとのことでした。

うさぎのおひなさま


外来化学療法室では、うさぎのおひなさまを関東風に並べてありますが、みなさまのお宅ではどのように並べたでしょうか。



さて、抗がん剤の治療をしていると様々な副作用が出現する場合があります。
皮膚障害もそのうちの1つです。使用する薬剤の種類によっては、かなり強く皮疹や皮膚の荒れが出ることがあります。効果と皮疹の発現が比例しているといわれている薬剤もあるので、皮膚障害が出ることは一概に悪いこととばかりいえません。
皮膚障害が強く出現する薬剤もありますが、一般的に抗がん剤は細胞周期の早い細胞に副作用が出やすい特徴があります。そのため、細胞周期の早い皮膚には症状が出やすいといえます。
そこで、抗がん剤治療をうけている方は日々のお肌のケアが大切となります。

お肌には保湿剤で十分に潤いを


皮膚障害を予防したり悪化させないためには、「清潔」「保湿」「保護」の3点が重要となります。顔や体を洗う際には、石けんを十分に泡立てて、お肌を包み込むようにやさしくしてください。そして、清潔になったお肌には保湿剤で十分に潤いを与えてください。
お肌を保護するためには、強い刺激や圧迫を与えないことが大切です。顔や体を拭く際にゴシゴシ体をこすって刺激を与えたり、きつい衣類や靴を着用して圧迫することを避けるようにしましょう。

日焼け止めを塗って帽子をかぶろう


また、これからの時期は紫外線が強くなります。抗がん剤治療をしている時期に日焼けをしてしまうと、皮膚に色素沈着が残ってしまうことがあります。日焼け止めを塗り、帽子をかぶるなどしてUVケアに努めてください。
皮膚のケアを行って、すべすべお肌をめざしましょう。



「バレンタインデー」

ハートがたくさん♪

こんにちは。

2月14日は「バレンタインデー」ですね。
外来化学療法室のディスプレイも、バレンタインデーを意識し、ハートがたくさんで かわいらしくなっています。


自分チョコですもん♪

バレンタインデーは、日本では女性から男性にチョコレートをプレゼントし、愛を告白する日として定着していましたが、最近は様相がかわり、友達同士で交換する「友チョコ」や、お世話になっている方などにお渡しする「義理チョコ」がメインとなってきているようです。
そして、この時期はきれいなチョコレートや、普段食べることのない高級なチョコレートがお店にならびます。そんなチョコレートを見るのも楽しいですね。最近では、自分にチョコレートを贈る「自分チョコ」なんて言葉もあるようです。
みなさんもぜひ「自分チョコ」として、甘いチョコレートを自分にプレゼントしてみてはどうですか。


「朝起きたら今日1日笑顔で過ごしましょう」

2月に入り、外来化学療法室の通路のコルクボードの一枚にウィッシュボードを作成しました。ウィッシュボードには自由に記入できるカードが貼ってあるので、外来化学療法室に来た際には自由に記入してみて下さい。
「朝起きたら、今日1日笑顔で過ごしましょう」「残り少ない人生楽しみます。いつもありがとう」など、素敵な言葉を記入してくださった方がいらっしゃいます。その言葉に、私たち看護師も励まされています。


みなさんの爪をおしゃれにしますよ♪

さて、抗がん剤治療をしていると副作用として、爪の障害が出てくることがあります。主な症状として、爪が薄くなったり割れたり、色素沈着があります。そのような患者さんに対し、外来化学療法室では「ネイルケア」を実施しています。
自分でマニキュアをおとす除光液をお持ちでない方や、マニキュアを塗ったことがない方も水で落とすことができるマニキュアもあるので、ぜひネイルケアにチャレンジしてください。
私たち、化学療法室看護師が にわかネイリストになって、みなさんの爪をおしゃれにしますよ。

Happy Valentine!!

「お正月」

お正月



あけましておめでとうございます。

2017年、新しい年を迎えました。
みなさまは、どのようなお正月を過ごされたでしょうか。

外来化学療法室では、年末は12月28日まで年始は1月4日から、多くの患者さんが抗がん剤治療を受けています。そのため、体の面でも精神面でも、年末年始気分を満喫する余裕もない方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。

抗がん剤の副作用はお薬の種類によってさまざまですが、多くの患者さんが抗がん剤治療中に経験される症状に「倦怠感」があります。「倦怠感」は「体がだるい」「すぐ疲れてしまう」「やる気がでない」「集中力がない」など、さまざまな形で現れてきます。「倦怠感」は一概に、抗がん剤だけが原因となって起こっている場合ばかりではありません。がんになると、健康な人に比べ代謝やエネルギー量が亢進していたり、貧血や脱水、抑うつ症状などさまざまな要因が重なり、「倦怠感」が出現していることがあります。

いずれにせよ、「倦怠感」は他者には理解されにくく、場合によっては「さぼっている」「気持ちの問題だよ」などと言われてしまうこともあります。そのような場合、周囲の人や家族が理解できるように、今起こっている症状を言葉で伝え、大変な時はひとりで我慢しないで協力をしてもらうことが大切です。

ウォーキングなどをはじめるのもおすすめです

また、生活リズムを整えることや運動療法も、倦怠感の改善に効果がある場合もあります。
新年を迎え、ウォーキングなどをはじめるのもおすすめです。家の周囲を散歩することで気分転換を図り季節を感じてください。そして、本当につらいときは、無理せず体を休ませてあげてください。自分を甘えさせてあげることも大事です。

お正月



さて、外来化学療法室では「お正月」をテーマにディスプレイをしています。やっこ凧が壁を舞っているので見てください。そして、棚の上に飾ってある宮下病院長手作りの酉年の素敵な凧は必見です。

お正月




外来化学療法室のディスプレイが抗がん剤治療を受けている患者さんの「癒やし」になればと考え、今年も継続していく予定ですので、楽しみにしていてください。

「クリスマスプレゼント」

雪のクリスマス

こんにちは。

12月に入り、街はすっかりクリスマスモードとなりました。外来化学療法室のディスプレイも「クリスマス」をテーマにし、変更しています。
棚の上は雪のクリスマスをイメージしてディスプレイしています。コルクボードにはクリスマスツリーのタペストリーを作成して展示してあるので、化学療法室に来た際には、ぜひ見ていって下さい。

 
さて、12月に入り、空気も乾燥し冷え込みも強くなりました。風邪をひいたり、体調を崩されている方も増えているようです。
抗がん剤治療を受けていると、副作用によって白血球が減少することがあります。白血球が減少しても自覚症状はありませんが、感染を引き起こしやすくなります。抗がん剤治療後、だいたい7日〜14日で白血球が最低値となり、徐々に回復します。白血球減少の発生率は、抗がん剤の種類や治療スケジュールにより異なりますが、いずれにせよ感染に注意しなければなりません。

感染の予防にはうがいと手洗いが一番です

感染の予防には、うがいと手洗いが一番です。インフルエンザも猛威をふるいはじめました。みなさん、ぜひ、うがいと手洗いをして、感染から身を守って下さい。もちろん、抗がん剤治療を受けていない方も、うがい・手洗いを意識して行って自分が感染しないことはもちろん、自分が感染をひろげないように注意することも大切です。
自分自身の体をいたわること、周囲の人の体をいたわることが、目には見えませんが素敵な「クリスマスプレゼント」になると思います

 

クリスマスプレゼント

「クリスマス」はすっかり日本に定着し、「クリスマスプレゼント」をもらったり渡すことはとてもわくわくします。年齢を重ねても「クリスマスプレゼント」はうれしいものです。
病気になり、いつも検査や治療をがんばっている方や、「みんなに迷惑をかけて申し訳ない」と口癖のように言っている方は、ぜひ自分自身の心と体をいたわるような「クリスマスプレゼント」を自分自身にわたしてください。
物でなくても良いのです。がんばっている自分や病気と闘っている自分に「がんばっているね」「すごいよ」「そんなに気を使わないで」と声をかけてください。
そして、ご家族や友人などに優しい言葉のプレゼントを用意してみてはいかがでしょうか。


「笑顔」

Autumn

こんにちは。

すっかり秋も深まり、肌寒い季節となりました。
外来化学療法室のディスプレイも「秋らしさ」を意識したものとなっています。
秋は「食欲の秋」といわれているように、おいしい食べ物が多くあります。
好きな食べ物を目にしたり想像しただけで、思わず笑顔になり、幸せな気持ちになった経験はありませんか?

Smile


さて、11月に入り、外来化学療法室のディスプレイを変更しました。テーマは、「笑顔」です。
外来化学療法室の通路にあるコルクボードにスマイルマークをたくさん貼らせていただいているので、外来化学療法室に来る機会がありましたら、ぜひ見て下さい。


「笑い」は、リンパ球にあるNK細胞を活性化し、免疫力を上げることが科学的に証明されています。NK細胞は体の中に入ってきたウィルスやがん細胞を攻撃する役割があります

人は「がん」になると、「なぜ自分ががんになってしまったのだろう」「自分の○○がいけなかったのではないか」「周りの人や家族に迷惑をかけてしまう」等々、自分を責めることが多くなり、抑うつ状態になってしまうことがあります。そのような場合、外来化学療法室の看護師は、患者さんに感情を表出し、ひとりで苦痛を抱え込まないことをお話しさせてもらうと同時に「笑顔」を作ることをおすすめしています。
心の底から笑顔にならなくても、口角を上げて笑顔の表情を作るだけでも免疫力が上がるのです。そして笑顔を作ることで、少し心が軽くなったりすることもあります。

声を出して笑うことができる生物は人間だけです。人は年齢を重ねるにつれて、笑うことが少なくなります。そこで、1日何回か意識して声を出して笑ってみて下さい。それだけでNK細胞が活性化するのです。

やきいも

そして、笑顔をつくるために自分を楽しませることをみつけて下さい。
たとえば、お笑い番組をみたり、好きな音楽を聴いて歌を唄って笑顔をつくるなんてどうでしょうか。

アロマの香りで癒やされてください

こんにちは。

外来化学療法室では、毎日多くの患者さんが抗がん剤治療を受けています。
抗がん剤治療では、様々な副作用がでることがあります。
副作用の中でも吐き気はとても不快な症状で、他者に理解されにくく、闘病意欲や生活の質を低下させてしまいます。現在、薬でかなり症状をおさえられるようになっていますが、すべての患者さんの吐き気が “0” になるわけではありません。患者さんの中には化学療法室に入ると「薬の臭いがする」「消毒の臭いがして気持ち悪くなる」「点滴を受けると自分の体から薬の臭いがしてくる」と訴える方がいらっしゃいます。

アロマを焚いています


そこで、外来化学療法室に入った時の不快な臭いを緩和しようと思い、アロマの香りを取り入れることにしました。外来化学療法室の看護師が、吐き気をおさえたり、リラックス作用のあるアロマオイルをブレンドし、アロマを焚いています。外来化学療法室にいらした際には、ぜひ香りに癒やされて下さい。

おばけのパーティー♪



さて、10月に入り外来化学療法室のディスプレイも変更しました。テーマは「ハロウィン」です。
ハロウィンは古代ケルト人のお祭りで、秋の収穫を祝ったり、亡くなった人の霊がこの世に帰ってくるといわれており、10月31日は古代ケルト人の間では一年の終わりとされていたそうです。日本でいう「お月見」と「お盆」と「大晦日」が合わさっているお祭りのようです。

halloween



日本では「仮装」ばかりが着目されていますが、「仮装」にも意味があります。
ハロウィンの時には亡くなった人の魂と共に悪霊や魔物がこの世に降りてきて、子供たちをさらったりするといわれています。子供たちの魂が悪霊や魔物にさらわれないように、子供たちに魔物にみせかけたお化けの衣装を着せるのです。
「仮装」の意味を知って、いつもと違うメークや服装を楽しんでみてはいかがでしょうか。

halloween

「お月見」のディスプレイをしました

こんにちは。外来化学療法室の紹介をさせていただきます。

外来化学療法室は、外来通院をしている患者さんが点滴注射の抗がん剤治療を受けるお部屋です。この部屋では、年間のべ3000件以上の抗がん剤治療を行っています。
年齢も様々な患者さんが、このお部屋で抗がん剤治療を受け、「がん」と闘っています。
外来化学療法室の看護師は、治療を受ける患者さんやご家族が安心して治療を継続できるように支援していきたいと考え、日々患者さんに関わらせていただいています。

患者さんが撮影された写真や絵画などを展示しています

さて、外来化学療法室では、患者さんに季節感を楽しんでいただき、少しでもリラックスできる環境を整えるための試みを始めました。

お月見

外来化学療法室に入室するまでの短い通路の壁にコルクボードを設置し、患者さんが撮影された写真や絵画などを展示させていただいています。また、棚の上の小さなスペースに季節を感じるディスプレイをしています。

お月見

今月のディスプレイのテーマは「お月見」です。
お月見は農作物豊作の祈願と収穫を感謝し、月を愛でる行事です。今年の「中秋の名月」は9月15日です。みなさんもお団子を食べながら、月を見上げてみませんか。

お月見の飾りつけ